めざせ!ムショラン三つ星
タイトルが面白くて手に取ったこの本。
ミシュランをもじったムショランとは
刑務所での食事のこと。
食事班に配属された受刑者が作るのだが、料理など全くしたことのない男性ばかり。
限られた予算、刑務所という特殊な環境で素人が作ることを考慮して毎日の献立作りに頭を悩ませているのが、この本の著者である管理栄養士さん。
慣れない手つきで、100人以上の食事を作る受刑者を優しく見守り、指導する様子は、寮母さんのイメージ。
シャバでは当たり前だった、温かい食べ物が塀の中では、夢のまた夢…
自分で選べないからこそ、食事に変化を持たせるための、料理法やメニューの工夫
などなど
3食バランスよく食事を摂ることで、体調が良くなる、スリムになる。
受刑者の食を預かる管理栄養士さんは
まさに食べたものが彼らのカラダを作っている。を実感する日々。という。
炊事担当になって、食に興味を持った。
料理が好きになった。という受刑者も。
塀の中と外。環境は全く違っても、
食べるって大切。
美味しいものは人の心を穏やかに、笑顔にしてくれる。
読んでいて炊事場の、賑やかな音が聞こえてくるようなとても楽しいエッセイです。
著者は
刑務所の食事はまずい、クサい
というイメージを払拭したくてこの本を書いたそう。
受刑者にも刑務官にも人気のメニューのレシピもついています。(シャバでのアレンジの仕方も)
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