薬膳好きにオススメの小説
時間にゆとりのあるゴールデンウィーク。
前から気になっていた本を読むことに。
「お江戸やすらぎ飯」
舞台は江戸。
身体の不調に効く食材を見つける特殊な能力を持つ主人公の佐保が、まわりの人に助けられながら、病人を救う料理人を目指すグルメ時代小説です。
エピソードの中で、病状に関する佐保と漢方医とのやりとりや弁証、佐保がその症状に合わせて選ぶ食材、料理などが細かく盛り込まれています。
さらに巻末には、小説内で出てきた薬膳料理のレシピ、食材の効能も掲載。
作者は、脚本家であり漢方スタイリスト。
ということで、その知識を存分に活かした小説ですね。
私ならどんな食材を使うかなーと考えながら読み進めると、弁証施膳のトレーニングにも👌
エピソードが明解で、薬膳の知識がなくても小説として楽しめます。
現在3巻まで出ていますが、、シリーズがどんどん増えるのが楽しみ❣️
電子書籍もありますので、チェックしてみてね。
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